こんにちは!ライターの咲月(@satuki_bokusora)です☆
ライティングで必ず求められる「わかりやすくて読みやすい文章」。
でも、わかりやすい文章を書くのって難しいですよね。
内容考えるだけで大変なのに、
文章まで頭が回らないよ
そんな人も多いと思います。そこで今回は、文章を書くのにまったく慣れていない人でも使える「わかりやすい文章」の書き方を紹介します。
ライターとして多くのクライアントから「わかりやすい」という評価をいただいている書き方なので、再現性が高くおすすめです。
わかりやすい文章=読者にスムーズに情報が伝わる文章
わかりやすい文章というのは、情報が正しくスムーズに伝わる文章です。
どんな文章が「わかりやすい文章」なの?
わかりやすい文章にはいくつか条件があります。
- 日本語として正しい
- 情報が整理されている
- 構造がわかりやすい
- 専門知識が不要
これを全部?無理だよ
一度に全部やるのは大変なので、
3つのステップで学んでいきましょう!
- STEP1短くシンプルな文章を書こう
今読んでいる記事。
- STEP2正確に伝わる文章を書こう
※執筆中
3つのポイントで意味が伝わる文章が書ける - STEP3難しい内容をわかりやすく伝える方法を知ろう
※執筆中
専門的な内容をわかりやすく伝える4つのコツ《特化ブロガー必見》
わかりやすい文章が書けるようになったら、読みやすい文章にもチャレンジしてみましょう。
「わかりやすい文章」と「読みやすい文章」って
何が違うの?
「わかりやすい文章」は
情報が正しくスムーズに伝わる文章、
「読みやすい文章」は
読者が情報を受け取りやすい文章です。
「わかりやすい文章」は文章の書き方、「読みやすい文章」は構成と装飾について取り扱います。
ブログ初心者は「短くシンプルな文章」に慣れよう!
文章を書くことに慣れていない人は、わかりやすい文章の第1段階として「短く簡潔な文章を書く」ことをおすすめします。
短く簡潔な文章を書くポイントは3つ。
- 一文を短くする
- 指示語(こそあど言葉)を最小限にする
- 主語と述語が並ぶようにする
1つずつ、例文を見ながら学んでいきましょう。
1.一文を短くする
初心者にとって1番わかりやすい基本的な方法は、1つ1つの文章を短くすることです。
ざっくりとした目安としては、パソコンで書いているときに1.5行以上(文字数で言うと50文字以上)になっていたら「長すぎないかな?」と考えてみるぐらいでOKです。
少し長いかな?と思った時に見るポイントはこの3つ。
- 切り離せる文章がないか
- 減らせる情報がないか
- 文末が「だと思います」や「という話を聞いたことがあります」など曖昧になってないか
だいたいの文章はこの3つをチェックすると短くすることができます。
本当にこれでわかりやすくなるの?
実際に実行すると、どんな感じ?
それでは、例として実際に文章を直してみましょう。
【修正前】
私は去年の3月29日から個人サイト「ボクの空を探して」で「ボク空日和」と「漫画日和」という2つのブログを運営しているけれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
この例文を3つのチェック項目にあわせて書き直すとこんな感じになります。
【修正後】
私は去年から2つのブログを運営している。
だけど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたい。
かなりすっきりとして言いたいことが明確になりました。どんな風に考えてこのような修正になったのか、1つずつ説明していきます。
①文章を切り離す→2つの文章が繋がっているところを見つける
長い文章で1番多いのが、接続詞を使って文章がいくつも繋がっているパターンです。
接続詞の判断が難しかったら、まず探してほしいのが「~けれど、」「~けど、」「~が、」「~し、」の4つ。
この4つを見つければいいんだね!
この4つ(けれど・けど・が・し)を見つけたら、そこで文章を切ることができます。
- ①文章を切り離す をすると…
- 【修正前】
私は去年の3月29日から個人サイト「ボクの空を探して」で「ボク空日和」と「漫画日和」という2つのブログを運営しているけれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
↓ - 【修正後】
「けれど」で切った場合
私は去年の3月29日から個人サイト「ボクの空を探して」で「ボク空日和」と「漫画日和」という2つのブログを運営している 。
けれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
「し」で切った場合
私は去年の3月29日から個人サイト「ボクの空を探して」で「ボク空日和」と「漫画日和」という2つのブログを運営しているけれど、まだまだ記事が少ない。
収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
後半の文章が、印象に残りやすくなったね!
普段はあまり意識しませんが、口頭で喋る時って接続詞を使って文章を繋げがちです。そのため、普段の感覚で文章を考えるとすぐに長くなってしまいます。
接続詞があるところを全部切る必要はないので、文章の長さを見ながら分けていきましょう。
②減らせる情報を消す→伝える情報を1つに厳選する
わかりやすい文章の原則は1つの文章に1つの情報です。
よく聞く「一文一義」ってやつだね!
丁寧に説明しようと思って情報を入れすぎてませんか?わかりやすい文章=全部説明してある文章ではありません。
消しても大丈夫な情報、別の文に切り離しても大丈夫な情報があれば勇気をもって消しましょう。
- ②減らせる情報を消す をすると…
- 【修正前】
私は去年の3月29日から個人サイト「ボクの空を探して」で「ボク空日和」と「漫画日和」という2つのブログを運営している 。
けれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
↓
【修正後】
私は去年から2つのブログを運営している 。
けれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
大事そうな情報がなくなっちゃった!
これでちゃんと伝わるの?
大丈夫!
ここで言いたいことが何なのか考えて
情報を断捨離しましょう!
ここで言いたいのは「ブログを運営している」けれど「うまくいっていないから頑張りたい」。
「去年から」という情報は時間の経過を表すので必要ですが、それが3月でも4月でも大差はありませんよね。つまり、この文章において日付という情報はなくてもよい情報だということです。
ブログ名も同様に、入ってなくてもよい情報なので消した方がいいです。
③文末は「~です」と言い切る
文末をもっと短く言い切れるものは、思い切って言い切りましょう!
よくあるのが「~~だと思います」って言ってしまうパターン。
でも、言っていることが正しいのか自信ないし…
無理に断言しなくても大丈夫!
感想とか自分の意見とか、客観性が求められないところから言い切っていきましょう♪
- ③文末は「~です」と言い切る をすると…
- 【修正前】
私は去年から2つのブログを運営している 。
けれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたいと思う。
↓
【修正後】
私は去年から2つのブログを運営している 。
けれど、まだまだ記事が少ないし、収益化もうまくできていないから頑張りたい。
「だと思います」を使っちゃいけないわけではありません。ですが、「だと思います」を使うとどうしても主張が弱くなりますし、文章が長くなりがちです。
2.指示語(これ、この、それ、その等)を減らす
指示語(「これ」や「それ」など)はできるだけ減らし、その言葉が示す具体的な内容を書きましょう。
- 修正例
- 私はABCオンラインに入会しています。これはブロガーやアフィリエイター向けのオンラインサロンで、ブログを通して収益を出すためのノウハウを学んだり、他のメンバーと交流したりすることができます。このことは有意義で、入会してから毎日楽しく活動しています。
↓
私はABCオンラインに入会しています。ABCオンラインはブロガーやアフィリエイター向けのオンラインサロンで、ブログを通して収益を出すためのノウハウを学んだり、他のメンバーと交流したりすることができます。他のメンバーとの交流は有意義で、入会してから毎日楽しく活動しています。
私たちは日常の中でつい指示語を使いがちですが、指示語が示しているものを正しく理解するのって実は難しいんです。
テストでよくある「これ」が示す言葉を書き抜きなさい、ってやつだ!
そうですね。
指示語が表すことを読み取るのはテストになるぐらい頭を使いますし、
示したい内容と指示語が離れれば離れるほどわかりにくくなります
とは言っても、まったく指示語を使わないのも文章が長くなる原因になるので、指示語が文章を示す場合や、同じ単語が3回以上くり返し出てきている場合は指示語を使うようにしましょう。
3.主語と述語が並ぶようにする
ちょっと慣れが必要なのが、主語と述語が並ぶようにすることです。
文章が長くなってしまったときによく起こるミスが、主語と述語のねじれ。
主語と述語のねじれとは、文章の本来の主語と、述語に対応する主語が一致しない状態のことを言います。
ねじれの原因は、長い文章を書いているうちに主語がわからなくなることです。文章は長くなればなるほど構造が複雑になり、主語と述語の対応がわかりにくくなります。
だから、文章を書きなれてない人は
短くてシンプルな文章にするのが大切なんだね!
短くてシンプルな文章というのは、
読み手にも書き手にもわかりやすい文章なんです
どうしても文章が長くなる時は、主語と述語が近くになるように語順を並び替えましょう。例えば、こんな感じです。
- 修正例
- 私は「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」という文章を読んだ。
↓
「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」という文章を私は読んだ。
修正前の文章でも問題はありませんが、修正後の文章では主語と述語の関係が強調されています。
長い文章を書かなくてはいけないときは、主語と述語のセットを意識するようにしましょう。
わかりやすい文章の基礎は、短くシンプルな文章
一文を短くして1つの文に1つの情報を書くと、初心者でも「わかりやすい文章」を書くことができます。具体的な方法は以下の3つ。
- 一文を短くする
- 指示語(こそあど言葉)を最小限にする
- 主語と述語が並ぶようにする
短い文章を書く練習は正しい文法でわかりやすい文章を書くための基礎練です。長い文章はすべて短い文章を繋げたり飾り付けたりしてできています。
「短い・シンプル・最低限」の3つの条件を意識した文章を書いて、文章の基本となる1番短い文章を正しく書けるようになりましょう。
でも、短い文章ばかりのブログは嫌だな…
たしかに、短い文章には
- 突き放したような印象を受ける
- 断定的な強い印象を受ける
- 高圧的に感じる
- 幼い印象になる
などのデメリットもあるため、短い文章と長い文章の両方がちょうどよく混ざっていることが理想です。
ということで、次のステップでは、
長くてもわかりやすい文章を書くコツを紹介します!
- STEP1
短くシンプルな文章を書こう終了 - STEP2正確に伝わる文章を書こう←Next
※執筆中
3つのポイントで意味が伝わる文章が書ける - STEP3難しい内容をわかりやすく伝える方法を知ろう
※執筆中
専門的な内容をわかりやすく伝える4つのコツ《特化ブロガー必見》
他の「わかりやすくて読みやすい文章」シリーズは執筆中ですので、更新をお待ちください。
私のライティング知識はCrowdWorksの「Webライター検定3級」がベースになっています。
3級は無料で講義動画が視聴できますので、Webライティングスキルを資格として学習したい人はCrowdWorksを利用してみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!Twitter(@satuki_bokusora)で更新情報を発信していますので、よければフォローお願いします。お仕事のご依頼・ご相談もお待ちしております。
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