コピペチェックツールCCDの一致率判定を「良好」に下げる5つの方法

Webライティング

Webライターなら多くの人が1度は目にしたことがある「コピペチェック」。

多くの案件で使われているのはCopy Content Detectorだと思いますが、コピペをしていないのに結構一致率が高くなってしまい、苦戦を強いられた経験のある人もいるのではないでしょうか?

私も、初めてコピペチェックの一致率「良好」を指示された案件ではどうしても「一致率判定」を下げることができず、担当の人に泣きそうになりながら相談しました。

正直、全くコピペしてない文章を真っ赤に染めあげられて、仕事を投げ出してしまいたくなったのは私だけじゃないはずです! …たぶん。

ですが、最近では当時と同じ条件の案件でも一致率判定が50%を下回り、20~30%台が一発でとれるようになってきました。

今回は、そんな私が一致率判定を下げられるようになった方法をご紹介したいと思います。

そもそも一致率判定って何を基準に求めているの?

一致率判定は、一致する文字数がどれだけ連続しているのかが影響しているようです。

登録した文章を単語に分解し、機械的に何%の文章が一致しているかチェックする方法です。

連続してコピーされている文字が続く場合、まるまるコピーされている可能性が高いという判断をすることができます。

by Copy Content Detectorヘルプ 一致率判定詳細について

つまり、単語ごとに一致しているかどうか調べ、連続して一致している文字数が多ければコピペしていると判断されます。

そのため、使われている単語など変えると比較的スムーズに一致率が下がります。

1.漢字をひらがなに、ひらがなを漢字にする

これは比較的よく使われる方法ですね。いわゆる「漢字を開く/閉じる」というやつです。

例えば、

を基準に求めているの?→なにを基準に求めているの?

のように、漢字で書いていた部分をひらがなに直すと一致率が変わります。

ただ、この方法は1つ注意点があります。

一致率を下げようと過剰に漢字を使ったり、ひらがなにしたりしすぎると文章が読みづらくなります。

2.情報を箇条書きにする

リサーチした文章をまとめていると、記載する情報を書きかえようがなくって困ることがあります。

そういうときにオススメなのが情報を箇条書きにすることです。

例えば、

呪術廻戦は週刊少年ジャンプで連載されているダークファンタジー・バトルもので、虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、五条悟などのキャラクターが出てきます。

であれば

呪術廻戦:週刊少年ジャンプで連載されているダークファンタジー・バトル作品

【登場人物】

  • 虎杖悠仁
  • 伏黒恵
  • 釘崎野薔薇
  • 五条悟  など

のように羅列されている情報をリストにするだけで連続する文字数は下がりますし、文章としても変化が出て読みやすくなります。

3.類語を使う

コピペチェックツールは機械的に同じ単語かどうかを判断しているので、同じような意味の違う言葉に書きかえれば一致していると判定されなくなります。

ネットで類語を検索してもいいですし、

このような似たようなニュアンスの言葉を調べられる辞書を利用してもOKです。

類語を見つけられるようになるとコピペ判定以外でも文章に合わせた単語を選べるようになるので、様々な文章を書く可能性のあるフリーのライターさんには特におすすめです。

4.例を変える

例示をしたり、具体例を使って説明したりするときに、説明する内容を変えずに例としているものだけ変えるとオリジナル感が出て一致率もいい感じに下がります。

例えば、

深夜にラーメンやケーキのようなカロリーの高いものを食べると体重はすぐに増加してしまいます。

という文章の一致率を下げたければ、

深夜にチョコレートやポテチのようなカロリーの高いものを食べると体重はすぐに増加してしまいます。

のように例えとして書いている部分を別のものに置き換えて説明できないか考えてみるとやりやすいです。

5.情報をマインドマップにまとめてから書く

校正をしたことがある人ならわかると思うんですが、私は他の文章を読みながら新しい文章を作るのって、一から新しい文章を作るよりも難しくて苦手です。

そのため、リサーチをしながら文章を書くとどうしても無意識に参照先の文章の影響を受けてしまって一致率が高くなってしまいます。

そこで私が使うようになったのがマインドマップです。

マインドマップとは思考を視覚化するツールのことで、私はXmindを使っています。

私はこの「思考の視覚化」という作業が好きで、リサーチのときだけではなく、構成や企画を考える時にも使っています。

文章を1回情報ごとにバラバラにして、並べ替えたりまとめたりしてから文章にすることで元の文章の影響をあまり受けないで自分の文章を書くことができるので、リサーチをがっつりする人は特におすすめです。

コピペチェックツールは1項目ごとにやったほうが心が折れないと思う

こんな感じでコピペチェックツールと日々戦っていますが、やっているなかで学んだことは「コピペチェックはまとめてやってはいけない」ということです。

一致率が高くなってしまったとき、真っ赤に染めあげられた長文が見えるとダメージが半端ないです。

どっちの方が一致率が上がりやすいのかはわかりませんが、ツールの文字数制限的にも精神的ダメージ的にも1項目ずつの方が立ち向かう勇気は出ると思います。

それでもダメなときは、1回好きなアイスでも食べて寝っ転がって休みましょう!

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