こんにちは!在宅ワーカーの咲月です!
12月3日に開業届を提出してきたのでそのレポートをします
4月から在宅ワーカーをしてきましたが、実はまだ開業していませんでした。
事務的な手続きが嫌いっていうしょうもない理由もあるんですが、いろいろ考えたり調べたりした結果、12月になったら開業届を提出しよううと決めていました。
そんな私でも拍子抜けするぐらい簡単に手続きが出来たので、開業に関して調べたことや実際にやったことについてまとめておきます。
※この記事は2020年12月25日現在の情報です。最新の情報や、細かい決まりなどご不明な点は最寄りの税務署にお問い合わせください。
個人事業主っていつ開業届を提出すればいいの?
在宅ワーカーになるにあたって、「個人事業主になるには開業届とかいうものを提出しなくてはいけない」ということはなんとなく理解しましたが、
- どのタイミングで提出するべきなのか
- 提出することで何か損してしまうことはないか
など疑問は尽きませんでした。
開業届の提出に決まりはあるの?
開業届けは、原則開業日から1ヶ月以内という決まりがありますが、これを過ぎたところで罰則はなく、開業日を決める基準もないようです。
なので、本当は開業したらすぐに出すべきなんですが、出すタイミングは人それぞれというのが現状のようです。
なので、私は出したいタイミングに合わせて開業届けを設定しました。
開業届けにデメリットはあるの?
開業届けのデメリットとしてよく言われているのが
- 失業保険が受け取れなくなる
- 会社によっては扶養から外れる可能性がある
- 確定申告が必要になる
などのようです。
私は元々失業保険はもらっていなかったし、確定申告は最初からするつもりだったのであまりデメリットは感じませんでした。
むしろ、
- 自分の職業がはっきりする
- 青色申告が出せる
という点でメリットの方が大きかったので迷いはありませんでした。
しいて言えば、新しく事業を始める人は開業届を提出してから2ヶ月以内に青色申告を申請しないとその年は申請できなくなってしまうので、タイミングだけ気をつけました。
私が12月開業にした理由
青色申告の申請は開業届を提出するときに一緒に出すと楽と聞いていたので、青色申告を提出するタイミングで開業届も出そうと思っていました。
12月にしたかったのは、「やよいの青色申告 オンライン」の年会費の期間を1月~12月にしたかったからです。
些細なことなんですが、12月締めの会計で1月以外スタートなのがなんだかモヤモヤしてしまって…
活動記録を見ればわかる通り青色申告が必要なほどは稼げていないんですが、白色申告から青色申告に変更するのがめんどくさかったのと、会計は1年ごとに行うので今年の分の経費を経費として計上したくて、青色申告に合わせて開業届を提出しました。
会計ソフトはコスパのよい「弥生シリーズ」を使っています
会計ソフトは「弥生シリーズ」と「フリー」で悩んだんですが、コスパを考えて弥生シリーズにしました。
弥生は白色申告なら無料、青色申告でも初年度無料(次年度からは年間8,000円)
フリーは年間11,760円
私はコスパ重視で選んだので弥生にしましたが、フリーはクラウドサービスで使い勝手が良く、会計処理の初心者でも簡単にできるところが魅力的でした。
実際、開業届はフリーの無料会員に登録して作りましたが、いままでどう書いたらいいのか悩んでいたところが1つも悩まずに作れました。
どちらを選んでも後で後悔をすることはなさそうなので、両方見てみて好みで選んでも大丈夫だと思います。
開業届を提出する流れは?
開業届の提出自体は特に難しい手続きはなく、
- 書類を用意する
- 税務署に直接提出するか郵送で提出する
- 控えをもらう
だけでOKです。
開業届はどうやって用意するの?
開業届をつくる方法は3つあります。
どの方法でも特にお金はかかりませんが、個人的におすすめなのは「開業freee」です。
無料登録をするだけで、簡単な質問に答えていくだけで必要事項の入力が終わりました。
たぶん、時間にしたらほんの数分です。
わかりやすいガイドがあるので悩むことはありませんでしたし、青色申告の書類も同時に作成してくれるのでよくわかんないまま書類の用意が出来ました。
私はこういう「間違えちゃいけない大事な書類」というのがめちゃくちゃ苦手で、それはもう嫌いで、今まで何度「この世から複写式の書類が滅びればいいのに」と思ったのかわからないぐらい嫌いなんですが、気が付いたら完成していました。文明万歳。
「開業freee」のお得ポイント
- ・完全無料で使える
- ・登録から5日間、初心者向けの情報が送られてくる
- ・青色申告の書類も同時に作れる
- ・データをPDFで保存できるので、万が一間違えても再度印刷できる
- ・初心者に優しいガイド付き
- ・郵送用の宛名まで作成してくれる
私は直接持っていきました
私は12月3日に、最寄りの税務署に印刷した開業届と青色申告承認申を直接持っていきました。
書類を窓口に提出し、受付用紙に記入している間に書類を確認してもらい、印をポンポンと押してもらって終わり。
私が喋ったのは、「開業届を出しに来ました」ぐらいでした(笑)
滞在時間で言うと、10分もかかってないんじゃないと思います。
その場で控えを渡されて、「開業freee」のおかげで特に直しはありませんでした。
事前に用意しておくもの
マイナンバーを記入する必要があるので、自分のマイナンバーを確認しておく必要があります。
私はお恥ずかしながら引っ越しの際にどこにしまったのかわからず、市役所でマイナンバーが記載された住民票を発行してもらって確認しました。
マイナンバーがわからなくて調べるために住民票を発行する人は時々いるのか、役所の人も慣れた対応でした。
身分証明が出来れば300円で簡単に発行できますので、私のように無くしてしまった人は開業届を作る前に役所に行くことをおすすめします。
おまけ:やよいの「初年度無料」で対象になる期間について
こんなことで混乱するのは私だけかもしれませんが、「初年度っていつからいつまで?」というのがわからなくて問合せまでしたので一応記録しておきます。
というのも、私の中で「年」は1月に始まって12月に終わり、「年度」は4月に始まって3月に終わると思っていたので、「初年度」というのが申し込んだ月までなのか、12月までなのか、3月までなのかでだいぶお得度が減ると考えてしまったのです。
調べてみても情報がなく、お問い合わせセンターに連絡してみたところ、「初年度無料」の対象期間は「申し込んだ翌月から数えて1年間」だということが判明しました。
つまり、2020年12月に申し込むと、2021年1月~12月が無料の期間になり、2022年1月から有料ということです。
「やよいの青色申告 オンライン」については、また別に記事でご紹介したいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
コメント大歓迎!他の記事も読んでくれると嬉しいです。
お仕事のご依頼もお待ちしております。
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