教員免許しか持たずに退職して在宅ワーカーを始めた咲月です。
教員というのは「何でも屋」と言われるように様々な業務をやるにもかかわらず、スキルとして公式に証明できるものがないと気づきました。
そこで、使えそうで取得を目指しやすい資格を調べてみました。
同じように
「転職がしたいけど書ける資格がない」
という方、参考にしてみてください。
多くの職業に使える資格が多いので、スキルアップにもオススメです。
MOS(Microsoft Office Specialist)
Word、Excel、PowerPointなど、MicrosoftOffice製品の利用スキルを証明できる資格です。
MOSのオススメポイント
- Microsoft社が主催
- 世界共通の国際資格
- 実務的な内容で業務の効率化が図れる
- すぐに受けられて結果が出る
試験内容
試験科目は次の5つのソフトです。
- Word(文章作成ソフト)
- Excel(表計算ソフト)
- PowerPoint(プレゼンテーションソフト)
- Access(データベース管理ソフト)
- Outlook(電子メール・情報管理ソフト)
このそれぞれが、2013バージョン、2016バージョン、エキスパートに分かれています。
参照⇒ Microsoft Office Specialist 試験概要
試験の形態はコンピューターを使った実技のみになります。
受験方法
全国一斉試験
毎月1~2回行われる試験です。
試験日の約1ヶ月~1か月半前から申し込みが開始され、インターネット申込と郵送申込ができます。
試験会場は全国にあるため、自分の行きやすい会場を選ぶことができます。
随時試験
各試験会場が設定した日時で行われています。
会場の営業時間内であれば受けれる場所も多いので、比較的、日時の都合がつけやすいです。
全国にある試験会場から選び、会場ごとに申し込み方法や期間が異なりますので各自でご確認ください。
受験料(税込み)
一般、エキスパート(2013)
一般価格 各10,780円
学割価格 各8,580円
エキスパート(2016)
一般価格 各12,980円
学割価格 各10,780円
ITパスポート
新しい技術や手法の概要に関する知識、経営全般の知識、ITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITパスポートのオススメポイント
- 国家資格
- ITだけじゃなく社会人として必要な基礎的能力が証明できる
- すぐに受けられて結果が出る
- 就活や受験に有利
試験内容
試験の形態はパソコンを使った選択(4択)問題です。
経営全般で35問、IT管理分野で20問、IT技術分野で45問程度が出題されます。
参考⇒ ITパスポート試験 試験内容
申込方法
ITパスポート試験からインターネット上でのお申込みのみです。
郵便、電話、FAXなどによるお申し込みはありません。
試験日
全国の試験会場で随時実施しています。
試験会場ごとの開催状況は試験会場状況一覧から3ヶ月先まで確認できます。
受験料(税込み)
5,700円
日商簿記3級
実用的な資格として有名な簿記。
3級は、中小企業の経理事務に必要な基本知識レベルの証明をする資格です。
日商簿記3級のオススメポイント
- どの業界でも役立つ必須の基本知識が対象
- フリーランス、個人事業主でも自分の経理にいかせる
- 税務申告にも役立ちます
試験内容
商業簿記分野から5題の記述問題が出題されます。
(各問、部分点があります。)
出題内容は
- 仕訳問題
- 補助簿や勘定作成問題
- 試算表作成問題
- 伝票問題/決算仕訳
- 精算表の問題/貸借対照表・損益計算書作成問題
です。計算機器(電卓、そろばん)の持ち込みもできます。
申込方法
日商簿記検定ホームページか商工会議所の窓口で、試験日の約2ヶ月前から受け付けています。
試験日
年3回実施されています。
2020年度は6/14(日)、11/15(日)、2/28(日)です。
受験料(税込み)
2,850円
クラウドソーシングでスキルを証明するなら
いやいや、そんな何ヶ月も待てないよ!
私は今、スキルを証明したいんだ!
そんな方は、クラウドワークスとランサーズのスキル検定がオススメです。
クラウドワークス
WEBライター検定3級
WEBライティングの基礎的な知識を持っていることを証明する検定です。
コンテンツマーケティングのプロが監修しており、対策用の講義動画が無料視聴できます。
合格率は5%と低いですが、自分のパソコンで受けられ、受験料無料、不合格でも2週間後に再受験可能と気軽に受けることができる検定です。
合格するとプロフィールに記載されるので、自己PRにもつながります。
より高みを目指したい方は、有料で記述式の2級、1級を受けることができます。
ビジネス事務検定
株式会社ビズアシが監修する、事務スキル・ビジネスマナーの検定試験です。
講義がなく、自分のパソコンでいつでも受けられる無料のマークシート方式なので、気軽に自分のスキルの証明ができます。
こちらも不合格でも2週間後に再受験可能ですし、試験終了後、その場で結果がわかるので、クラウドワーカーとして働くなら挑戦して損はないと思います。
ランサーズ
デザイン、IT・プログラミング、ライティングのスキルのテストが無料で受けられます。
プロフィールのスキル記入のところで、主観的評価ではなく、テストの記録が表示されるので、客観的なスキルの評価が示せます。
(不合格の場合は記録は出ません。2週間後に再受験可能)
特にAdobe関係のソフト、プログラミング言語のテストが豊富なので、ランサーとして働きたい場合は積極的に受けてみることをオススメします。
ただ、結構専門的なことも出題されるので、各自で勉強してから挑んだほうがいいと思います。
(私はWordPressのテストで落ちました…)
まとめ
私が教職を離れるときの不安のひとつは、「自分が日常的に業務で使っているスキルが世間一般でスキルとして通用するか」でした。
なので、自分で調べてみて取得速度や金額、受けやすさなどを踏まえてよいと思った資格をまとめてみました。
同じように転職したいけれどスキルがない…という方の参考になれば幸いです。
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